第26節 農林水産物災害予防計画 |
産業振興課 地震による農林水産関係の被害は、温室、畜舎、きのこ栽培施設、養魚場等生産施設の損壊や立木の倒壊、製材施設、農林水産物処理加工施設等の損壊が予想されるとともに、施設被害に伴う農林産物の減収や家畜・水産物の死亡被害なども予想される。そこで、予防技術対策の周知徹底を図るとともに、森林の整備、生産・加工施設等の安全性の確保を推進する。 1 農水産物災害予防計画 (1) 農業農村支援センター及び農協等と連携し、農業者等に対し、予防技術対策の周知徹底を図る。 (2) 生産・加工施設等における耐震診断や補強工事等を実施し、新たな施設の設置に当たっては、被害を最小限度にするための安全対策に努める。 2 林産物災害予防計画 (1) 森林整備計画に基づき、健全な森林づくりを推進するとともに、県と連携をとって、林産物生産、流通、加工現場において、事業者が施設管理を適切に行うよう指導又は助言する。 (2) 森林整備計画に基づく適正な森林施業の実施により、森林の防災機能の維持向上を推進する。また、治山施設の整備、適正な流水路の整備・確保により、林産物、土石等の流出防止に努める。 |
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