第35節 風水害に関する調査及び観測

総務課 企画振興課

一般に災害の発生を予測することは難しいが、風水害は地震災害に比べれば、データの集積により災害発生の予測、被害規模の予測がある程度まで可能である。このため国、県等と連携し、風水害に関するデータの集積及び情報の収集整理等を行う。

1 データの集積

(1) 国、県等が行う観測施設の設置、調査研究等に積極的に協力し、村域のデータの累積に努める。

(2) テレメーターによる雨量観測の実施について検討するとともに、データの分析、活用方法等について研究する。

(3) 観測施設から送られてくるデータの整理分析を行う。

(4) 過去の災害発生時の雨量、河川水位等のデータ及び被災状況等のデータを収集整理し、危険予測の基礎資料とする。

2 防災アセスメント

地域の災害特性や災害危険性を科学的・総合的に把握するため、国・県等が実施した防災アセスメントの結果を本計画の中に活かすよう努める。

また、その被害想定結果を反映した災害予防計画の実施に努める。