予防接種は、その病気にかからないことや、かかっても重症化しないことを目的としています。対象の時期に個人通知を発送していますので、各自医療機関に予約をし、計画的に接種してください。
村内医療機関のほかに、「長野県予防接種相互乗り入れ制度」に参加している長野県内の医療機関でも接種が可能です。(接種可能な医療機関は、長野県医師会ホームページでお確かめください。)
予防接種には「定期予防接種」と「任意予防接種」があります
定期予防接種とは
予防接種法に定められた予防接種のことです。対象疾病、対象年齢、接種回数、接種間隔などが定められています。対象となる予防接種の費用は無料です。
※対象年齢を過ぎた場合や、対象疾病以外の予防接種などは、全額自己負担の任意接種となりますのでご注意ください。
任意予防接種とは
予防接種法の定めによらない予防接種のことです。接種を希望する保護者と医師の判断により行われる予防接種で、費用は全額自己負担となります。
令和7年度 山形村子どもの定期予防接種一覧
通知発送対象者 | ワクチン種類 | 回数 | 公費(自己負担なし)で接種できる年齢 |
---|---|---|---|
生後2か月 (※2) 4種混合及びヒブの発送は令和6年1月31日生まれまで |
B型肝炎 | 3回 | 1歳の誕生日前日まで |
ヒブ 初回 追加 |
3回(初回) 1回(追加) |
生後2か月から5歳の誕生日前日まで 追加は、初回終了後7か月以上あけて接種 |
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BCG |
1回 |
1歳の誕生日前日まで |
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4種混合 1期初回 1期追加 |
3回(初回) 1回(追加) |
生後2か月(※3)から7歳6か月を迎える日の前日まで 1期追加は、1期初回終了後6か月以上あけて接種 |
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(※1)5種混合 【令和6年2月1日生まれから】 1期初回 1期追加 |
3回(初回) 1回(追加) |
生後2か月から7歳6か月を迎える日の前日まで 1期追加は、1期初回終了後6か月以上あけて接種 |
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(※4)小児肺炎球菌
初回 追加 |
3回 1回 |
生後2か月から5歳の誕生日前日まで 追加は、初回終了後60日以上あけて接種 |
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ロタウイルス 感染症 |
2回、もしくは3回
※接種券は2回分を郵送。 ロタテックの場合は、母子手帳をお持ちのうえ、3回目の接種券を取りに来てください。
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初回接種の標準的接種期間は、生後2か月から出生14週6日後まで ロタリックスは、27日以上の間隔をあけて2回 ロタテックは、27日以上の間隔をあけて3回
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1歳 |
麻しん・風しん 1期 |
1回 |
1歳から2歳の誕生日前日まで |
水痘 | 2回 | 1歳から3歳の誕生日前日まで | |
3歳 |
日本脳炎 1期初回 1期追加 |
2回 1回 |
生後6か月から7歳6か月を迎える日の前日まで 1期追加は、1期初回終了後6か月以上あけて接種 |
2019年度生まれ (保育園等の年長) |
麻しん・風しん 2期 |
1回 |
保育園、幼稚園等の年長クラスの年齢で、小学校就学前の1年間 (接種期間:令和8年3月31日まで) |
9歳 |
日本脳炎 2期 |
1回 | 9歳から13歳の誕生日前日まで |
11歳 |
二種混合 2期 |
1回 | 11歳から13歳の誕生日前日まで |
2024年度で全対象者に送付済み |
日本脳炎 2期 |
4回のうち終了していない残りの回数 |
平成7年度生まれ~平成18年度生まれの間の方で 20歳の誕生日前日まで |
平成21年4月2日~平成25年4月1日生まれの女子 |
子宮頸がん予防ワクチン |
2~3回 ワクチンの種類や接種開始年齢により異なる |
小学校6年生から高校1年生相当の女子 ※子宮頸がんワクチンは、厚生労働省からの積極的勧奨の差し控え勧告を受け、個人通知を見合わせておりました。しかし、令和3年11月26日の通知を受け接種勧奨を再開することとなりました。有効性とリスクを理解してうえで接種についてご判断ください。 詳しくは、厚生労働省(HPVワクチンについて)をご覧ください。 ※接種をご希望の方は、お問い合わせください。 |
※1~2 5種混合ワクチンについてについて
・令和6年4月1日から、4種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)、にヒブワクチンの成分を加えた「5種混合ワクチン」の接種が始まっています。
・すでに、4種混合ワクチンおよびヒブワクチンで接種開始させている方が、残りの接種を5種混合ワクチンに切り替えて接種することはできません。また、5種混合ワクチンで開始した方が、4種混合ワクチンとヒブワクチンに切り替えることもできません。
・接種対象者は、令和6年2月生まれ以降の方になります。ただし、令和6年2月以前に生まれた方も、4種混合ワクチンおよびヒブワクチンが未接種で、初回接種が令和6年4月1日以降になる場合は、「5種混合ワクチン」での接種になります。
※3 4種混合ワクチンの接種可能時期変更について
令和4年11月18日に開催された予防接種・ワクチン分科会において、百日咳による乳児の重症化予防の観点から、予防接種の対象者を拡大する方針が了承されました。その結果、接種対象年齢を令和5年4月1日より「生後3月以上」から「生後2月以上」に拡大することとなりました。
※4 小児肺炎球菌ワクチン「20価ワクチン」への切り替えについて
・小児の肺炎球菌感染症を予防するための予防接種として、以前は「13価ワクチン」と「15価ワクチン」が使用されていましたが、令和6年10月1日から、「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(20価ワクチン)」に切り替わります。接種時期、接種間隔に変更はありません。
・すでに13価ワクチンで接種を開始した方でも、10月1日からは、原則、残りの回数の接種は20価ワクチンに切り替わります。
・ただし、今まで1回でも15価ワクチンで接種を開始したことがある方は、20価ワクチンに切り替える場合の安全性・有効性が確立していないため、原則、残りの回数の接種は同一のワクチン(15価ワクチン)で接種を行います。
・予診票の変更はありません。途中から20価ワクチンに切り替わり接種される場合も、お手元の予診票をそのままご利用いただけます。
※詳しくは、厚生労働省予防接種情報予防接種情報をご覧ください。
定期予防接種の受け方
持ち物
- 母子手帳(医療機関で接種歴を確認します。忘れずにおもちください。)
- 村から届いた各予診票
- マイナバーカード、健康保険証
※氏名、生年月日、住所(住民登録地)及び接種歴等を確認するために必要です。また、母子健康手帳には、医療機関が接種内容を記録するために使います。
接種料金について
無料
※対象年齢に相当しない方、定められた接種間隔・回数を超えた場合は全額自己負担(任意接種)となります。
予防接種を受けることができない場合
- 明らかに発熱(通常37.5度以上をいいます)しているお子さん
- 重い急性疾患にかかっている
- 予防接種に含まれる成分で、アナフェラキシーを起こしたことがある
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
- 上の項目に当てはまれなくても、医師が接種不適当と判断したときは予防接種を受けることはできません
次の場合はお問合せください
- 定期予防接種対象の方で、転入または紛失により、お手元に山形村の接種券がない方
- 長期療養が必要な疾患により、定期予防接種ができずに既定の年齢を超えてしまった方
- 県外の医療機関で接種をご希望の方
予防接種による健康被害の救済
予防接種は法律(予防接種法)に基づいて自治体が主体となって実施する定期接種と、希望者が各自で受ける任意接種があります。健康被害への補償は定期接種と任意接種で異なります。なお、定期接種の種類であっても、定められた対象期間を外れて接種する場合は任意接種となります。
定期接種の健康被害救済制度について
健康被害とは予防接種によって、副反応が現れて、医療を必要とする状態になったり、障がいが残ったり、死亡してしまうなどの健康被害が起こったときは、予防接種法による医療費・障がい年金等の補償が受けられる場合があります。お問い合わせやご相談は、保健福祉課保健対策係(保健福祉センターない)へお問い合わせください。
「給付の種類」や「請求書の様式」などの制度の詳細は、厚生労働省の下記サイトのページをご確認ください。
厚生労働省 予防接種健康被害救済制度について (外部リンク)