基本設計については、「山形村複合施設基本構想」及び「山形村複合施設基本計画」に基づき、令和6年度から7年度にかけて進めてきました。
施設には、ミュージアム(歴史民俗資料館)、図書館、子どもの居場所・住民交流の場所の機能を備え、また災害が発生してしまった際には、救助活動や復旧作業に携わる消防団などの活動拠点としての機能も兼ね備えた、「いつも」と「もしも」の両側面をもつ場となります。
建設地は、ミラ・フード館の西側、トレセン体育館の北側で、現在はテニスコートになっていますが、これを廃して設けます。構造は鉄骨2階建て、延床面積はおよそ2,000㎡(エントランスの屋外庇部分を含む)になります。
メインの入口は東側となるミラ・フード館に面した位置に設けられ、1階にはフリースペース、図書館、展示室などを、2階には学習スペース、閉架書庫などを配し、屋外テラスも設けるもので、いつでも、誰でも、気軽に集える施設を目指しています。
今後はより詳細な実施設計を行い、令和8年秋に着工、令和10年春のオープンを予定しています。新たに整備される施設が村づくりの礎として、また住民交流の要となるよう、その実現を目指していきます。

